年末年始は浅間神社の世話人当番 |
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2009.12.31.21:00〜2010.1.1.2:00 |
倉渕村誌を読む |
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第四章 寺院・神社・民間信仰 |
一 概説 |
倉渕地内にある神社や寺院が、いつ頃どのようにしてできたか、それを知ることはまことに興味ある所であるが、残念ながらそれを正しく伝えた資料は少ない。試みに村内の神社・寺院の創始年を拾ってみると、 |
椿名神社が文禄三年(1594) |
三の倉の神明宮は慶長年間(1596〜1610) |
堀の沢の諏訪神社が元和二年(1616) |
浅間神社は元和十年(1623) |
でいずれも中世末期から江戸時代初期にかけてのものである。 |
ひとり糀屋の戸春名神社は延喜年間(901〜922) |
といわれているが真偽の程は明らかではない。 |
また寺院についてみれば |
水沼蓮華院が文和二年(1353) |
三ノ倉全党透院が延徳元年(1489) |
権田東善寺は寛永十年(1633)となっている。 |
これらの寺院・神社の創始が果たしてその通りであったかどうか、以下各寺院・神社の沿革を紹介しながら考察を加えてゆくが、各論に入る前に順序として日本における寺院・神社の歴史に目を投じることから始める。(続く) |
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