『幕末維新を「本当に」動かした10人』 松平定知
小学館101新書 2010年2月6日 発行
本体 720円+税
ISBN978-4-09-825070-
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幕末維新を「本当に」動かした101人 松平定知
第3章 小栗上野介
近代工業化を推し進めた信念
天下一不遇の人
 私は、小栗上野介忠順ほど不遇の人、不当な扱いを受けた武士はいないと考えます。
・・・・・・小栗の復権に力を貸していきたいと思います。
「三河武士」の大旗本
遣米使節の「監査」
日本を近代化へ導く「ねじ」
勝海舟のライバル
・・・・勝家は禄高四〇ちょっとの小禄中の小禄でした。
 一方の小栗家は二五〇〇石。
外国奉行ー官僚としての手腕
軍制改革とフランスヘの接近
横須賀製鉄所
軍事援助と生糸
小栗が勝に打ち明けた幕府の重要機密
『氷川清話』は1899年(明治32)まで生きた勝が、晩年、記者たちに話した大風呂敷ばなしの集大成。いいたい放題の部分があることはわかったうえで、読まねばなりません。
土蔵付売家の栄誉
徹底抗戦から隠遁生活に
公金横領360万両
罪人として河原での斬首
日本海海戦大勝利の因は横須賀に

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